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へべれけ aka Sloppy Drunk
1960年代後半はGSとMonkeesに夢中。1970年代はじめにLed Zeppelinをラジオで聽き、續いてAllman Bros.に出會ひ、Bluesへの扉を開かれる。その後ほどなく、Charlie Parkerが雜音のかなたから歩んできてくれる。1977年、Vivid Sound盤"You've Got My Mind Messed Up"でSouthern Soulを知る。1978年頃、Fania All Starsの"Live at Cheetah"でSalsaを知る。同じ年、"Zappa In New York"のFrank Zappaに衝撃を受ける。1980年頃、Talking HeadsによつてFunkへの扉を開かれる。 http://www.lastfm.jp/user/sloppydrunk LINKs Snow & Movie's このblog開設をすすめてくれた友人Snufkinさんが主宰。 ディープの小窓 コルティーホを通じて知合つたLYさんが主宰。ディープなお話滿載。 record correct "errors"? Buzzy-Beeさん主宰。必見。重要レイベルのデザイン變遷がまとめられてゐる超有用サイト。猟盤日記には身につまされる話が隨所にあり、笑ふに笑へません。 twitter
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1 2010年 10月 27日
![]() Side A 1. Cui Cui (D.R.) 2. Oriza Eh (Jr. Cepeda) 3. Como Tu No Hay Nadie (D.R.) 4. Que Se Pa (D.R.) 5. Asuncion (D.R.) 6. Avisable A Mi Contrario* (D.R.) Side B 1. Aquellos Que Dicen (C. Curet Alonso) 2. La Marunga (D.R.) 3. Solo Contigo Basta (D.R.) 4. Ponte Duro** (Johnny Pacheco) Musicians: Mario Cora/2nd Trumpet Dario Morales/1st Trumpet Miguel Rodriguez/Tenor Sax & Flute Gunda Merced/Trombone Jorge Millet/Piano Jappy Castro/Bass Papo Clemente/Conga Julito Morales/Timbales Tito Cruz/Vocals Sammy Gonzalez/Vocals Frankie Calderon/Vocals Roberto Roena/Leader Produced by: Roberto Roena Recording Director: Jon Fausty Arranged by: Jorgr Millet * Arranged by: Mario Ortiz ** Arranged by:Elias Lopes Recorded at Good Vibrations Sound Studios, 1440 Broadway, New York City Engineer: Jon Fausty Album Design by: We - 2 Graphic Designs, Inc. Walter Velez/Izzy Sanabria (P) & (C) 1973 アポロ・サウンド名義の五作目。大ヒット曲「Cui Cui」で幕をあけ、Fania All Starsの"Cheetah"でよく知られる「Ponte Duro」で幕を閉じる傑作、名盤。Fania/EmusicaがCD化したが、Codigoは今のところDownload販賣のみ。 クレジットには記載がないが、Fania/Emusica盤のライナーノーツによるとB-2で聽けるクアトロはYomo Toroださう(ライナーにはTresと書いてあるが、まちがひでせう)。 ピアノがレイ・コーエンからホルヘ・ミジェーに交代。それから、トロンボーンがグンダ・メルセーに。 ライナー(by John Child)にはロベルト・ロエーナのプロフィールが書かれてゐて、コルティーホとの強い絆を知らせてくれる。1962年にラファエル・イティエールがコルティーホのコンボから脱退したメンバーを率ゐてエル・グラン・コンボを結成したとき、ロベルトはコルティーホと行動をともにした、と。 え? コルティーホのコンボから脱退? ロベルトはコルティーホと行動をともに? をかしいぢやないか。これまで信じてきたこととちがふぢないか。1962年、イスマエル・リベーラとコルティーホが麻藥所持で逮捕され、コンボの維持ができなくなつたため、のこりのメンバーがラファエル・イティエールをリーダーに立て、El Gran Comboとして活動を繼續したのではなかつたのか。 このライナーの記述をきつかけにWikipedia (English)のRoberto Roena、Rafael Cortijo、Ismael Riveraの記事を讀んではじめて知つたのは、Cortijo y su Comboの麻藥禍(1962年)で逮捕されたのはイスマエル・リベーラだけだつたといふこと。これまでは、コルティーホも一緒に逮捕されてコンボの維持ができなくなつたため、のこりのメンバーがラファエル・イティエールをリーダーに立て、El Gran Comboとして活動を繼續した、と思つてゐた(さう傳へられてきた)のだが、眞相はさうではないらしい。 逮捕されたイスマエルは、同樣に麻藥に手を染めてゐた他のメンバーを庇ひつづけた。そのメンバーたちは自分たちに累がおよぶのを恐れ、コンボから脱退し、ラファエル・イティエールをリーダーとしてエル・グラン・コンボを名乘つた。ミュージシャンを失つたコルティーホは代りのメンバーを探すためにニューヨークへ飛んだ。ロベルト・ロエーナは、この時、コルティーホと行動をともにし、エル・グラン・コンボには加はらなかつた(のちに加入)。 アポロ・サウンドから話がずいぶん離れてしまひましたが、ついでに書いてしまふと、小生はエル・グラン・コンボ(ラファエル・イティエール)に對してはずつとある種の不信を抱いてをりました。これまで信じてゐたやうに、コルティーホとイスマエルが逮捕されてコンボが維持できなくなつたためエル・グラン・コンボとしてのこりのメンバーで活動を續けたのだつたら、コルティーホとイスマエルが出獄してきた時點でふたたび一緒に活動すべきだらうにさうしなかつたのは何故かといふ疑念があつたからです。 それが、上記のやうな事情では、ふたたび一緒にも何も、自分たちの罪状を白状せずに守りとほしたイスマエルを裏切り、リーダーであるコルティーホにも弓を引いたわけで、どの面さげて一緒に活動できませうか。1974年のリユニオン"Juntos Otra Vez" (Coco CLP 113)のジャケットに見られる和やかな雰圍氣を見ても、小生の不信は消えません。 ![]() レイベルはマルチカラーのInternationalで、番號はFaniaと共通の通番號。 on dead wax: Side A: SLP-00443-A SON STERLING Side B: SLP-00443-B SON STERLING いづれも「STERLING」のみ活字。 盤の重量は約160g ▲
by freeheel49
| 2010-10-27 15:43
| Roberto Roena
2009年 08月 22日
1994年にBellas Artesで行はれたアポロ・サウンド二十五周年リユニオン・コンサートでの演奏。歌手は、アポロ・サウンドのファースト・アルバムでこの曲を歌つたピロ・マンティージャ(Piro Mantilla)。トランペットは、エリアス・ロペス(Elias Lopes)。 このライヴはCDとDVDで發賣されてゐるが、この曲はCD版には收録されてゐない。 ▲
by freeheel49
| 2009-08-22 19:17
| Roberto Roena
2009年 07月 31日
![]() ![]() Side A 1. Con Los Pobres Estoy (C. Curet Alonso) 2. Te Mantengo Y No Quieres (Rafael Ortiz) 3. X Cantidad (Johnny Cotto) 4. Esas Horas (D.R.) 5. No Me Hagas Sombra Mi Socio (D.R.) Side B 1. Las Brisas De Mi Borinquen (Johnny Cotto) 2. Yo Tenia Una Mujer (D.R.) 3. Dame La Mano Y Caminemos (D.R.) 4. El Pajaro Y El Cazador (D.R.) Produced by: Johnny Pacheco Roberto Roena - Percussion, Leader Elias Lopes - Trumpet Mario Cora - Trumpet Ray Coen - Piano Vitito Rivera - Bass Osvaldo Nunez - Trombone Miguel Rodriguez - Sax, Flute Gole Fernandez - Timbales Papo Clemente - Conga Tito Cruz - Lead Vocal Dino Guy Casiano - Vocal Frankie Calderon - Vocal Coro: Justo Betancourt Adalberto Santiago Johnny Pacheco Recorded at Ochoa Recording, Puerto Rico (Engineer: Pedrito Henriquez) and Good Vibrations Sound Stuidios, 1440 Broadway, New York City (Engineer: John Fausty) (P) & (C) 1972 アポロ・サウンド名義の四枚目。 歌手に異動があり、ピロ・マンティージャが拔け、ティト・クルースが加はつた。ティト・クルースもいい歌手だが、A-4のボレーロはピロ・マンティージャの歌で聽いてみたかつた。 トランペットのマリオ・コーラはマリオ・アルバレスとおなじひと。 アポロ・サウンドのアルバムはFania/EmusicaでCD化されてゐるものがおほいのだけれど、これはなぜかカタログに載らなかつた。佳曲そろひのいいアルバムだとおもふのだが、なぜだらう。 ![]() レイベルは、前作までつかはれた「Fania International」から「International」に變更された(下地はマルチカラーで變更無)。レコード番號はこれまでとおなじくFaniaとおなじ系列のとほし番號が使はれてゐる。ちなみにひとつ前のSLP-422もInternationalで"Latin Tempo"、次のSLP-424はウィリー・コロンの"El Juicio" (Fania)。 マトリクスは、 A面: SLP-00423-A SON K-5476 STERLING B面: SLP 00423 B-2 K-5579 SON STERLING LH 「STERLING」以外はすべて手書。 盤の重量は、約130グラム。 ▲
by freeheel49
| 2009-07-31 17:50
| Roberto Roena
2009年 06月 25日
![]() ![]() Side A 1. Te Vas A Acordar De Mi (Benjamin Muniz) 2. Yo Soy Chambelon (Arsenio Rodriguez) 3. Que Engañada Estas (Bobby Capo) 4. Que Salga Pascual (Florencio Hernandez) 5. Soy El Terror (Arsenio Rodriguez) Side B 1. Hagan Silencio (D. R.) 2. El Traqueteo (C. Curet Alonso) 3. Se Pone Bueno (Roberto Anglero) 4. Soy (D. R.) 5. Ilumina Mi Camino (Rolando Lozano) Personnel: Roberto Roena - leader Elias Lopes - trompeta Mario Alvares - trompeta Ray Coen - piano Freddie Miranda - sax tenor-flauta Cuchon Nuñez - trombon Vitito Rivera - bajo Gole Fernandez - timbales Celso Clemente - conga Piro Mantilla - vocal Dino Guy Casiano - vocal Frankie Calderon - vocal Director Musical: Elias Lopes Arreglos: Elias Lopes, Ray Coen, Mario Ortiz Recording Directors: Johnny Pacheco & Larry Harlow Produced By: Jerry Musucci ロベルト・ロエーナのリーダー作としては四枚目、アポロ・サウンド名義では三作目。おそらく1971年リリース。前作とほぼおなじメンバー(ベイスに異動あり)。 ジャケット裏には上に寫したクレジットのほかに、ラテン音樂研究家でレコード・コレクターとしても有名なレネ・ロペス(Rene Lopez)への謝辭がある。A-2, 4, 5, B-1はレネ・ロペスのコレクションから選ばれた由。この當時、おほくのミュージシャンがレネ・ロペスのもとを訪れ、おほくの樂曲を彼のコレクションからとりあげた。1970年代のサルサのレパートリはレネ・ロペスの存在に負ふところ大である。 ![]() レイベルはFaniaとおなじマルチ・カラー。 マトリクスは、 A面: SLP 00413 A SON K-4714 LH STERLING B面: SLP 00413 B SON K-4715 STERLING いづれも「STERLING」のみ活字でほかは手書き。 盤の重量は、約140グラム。 このアルバムはFania/EmusicaによつてCD化濟。 ▲
by freeheel49
| 2009-06-25 11:05
| Roberto Roena
2009年 06月 22日
1980年のアルバム『Looking for "Numero Uno"』に收録の曲。歌手はカルロス・サントスでオリジナルとおなじ。 こちらは1978年のアルバム『El Progreso』のタイトル曲(名曲!)で、1995年のリユニオン・コンサートで收録されたもの。オリジナルから二十年近くたつてゐるけれど、カルロス・サントスの聲は全然かはつてゐない。 ▲
by freeheel49
| 2009-06-22 18:50
| Roberto Roena
2008年 08月 19日
Roberto Roena y su Apollo Sound 2がめでたくリマスターされてリイシューされるやうであります。ボーナス・トラックはあるのかどうかわかりませんが、'Cantemos Alegremente'が追加收録されれば文句なしですよね。
このリイシューもFania/Emusicaのリイシュー・シリーズの例にもれず、ジャケットはLPのジャケットを寫眞にとつたものをつかつてゐます。いい情態で保存されてゐるものがないのか、結構すれが目立つものがつかはれてゐます。が、それはそれとして、手に入れやすくなることはたいへんいいことであります。上記リンクの投稿にも書いたとほり、名曲そろひの名盤なので、未聽のかたはぜひこの機會に聽いてみてください。 ▲
by freeheel49
| 2008-08-19 16:15
| Roberto Roena
2008年 08月 16日
![]() LP未收録(たぶん)の45rpm。タイトル[陽氣にうたはう(クリスマスのボンバ)]がしめすとほり、クリスマスの歌で、クリスマス時期に發賣されたものだらう。B面はアポロサウンドの二枚目に收録されてゐる'Mandingore'だから、1969年か1970年のクリスマスにリリースされたのではなからうか。 ▲
by freeheel49
| 2008-08-16 16:33
| Roberto Roena
2008年 08月 06日
![]() Side A 1. Chotorro (C. Curet Alonso) 2. Let It Rain (D.R.) 3. Yo Soy Candelon (C. Curet Alonso) 4. Dejame Gozar (Mario Ortiz) 5. Puerto Rican Blues (Ray Coen) Side B 1. Mandingore (Cuco Boria) 2. Shades Of Time (Santana Band) 3. Te Lo Voy A Jurar (Hugo Gonzalez) 4. Tani (Monreal-Currito) 5. Apollo Special (Mario Ortiz) Personel Roberto Roena - Leader/Percusion Elías Lopés - Director Musical/1ra Trunpeta Mario Alvares Cora - 2da Trumpeta Freddie Miranda - Tenor Sax Osvaldo "Cuchon" Nunes - Trombon Ray Coen - Piano Claudino "Lin" Torres - Bajo Francisco "Gole" Fernandez - Percusion Celso Clemente - Percusion Vocales / Piro Mantilla / Dino Gay Casiano / Frankie Calderon Arreglistas / Elías Lopés / Ray Coen / Mario Ortiz Recording Director: Johnny Pacheco Produced by: Jerry Musucci Album Design: Izzy Sanabria (P)(C)ともに記載がないけれど、1970年リリース。 アポロ・サウンド名義の第二作目。いい曲そろひの名盤。どの曲もすばらしいが、特にクレート・アロンソ作の二曲と、B-1「Mandigore」、B-3「Te Lo Voy A Jurar」はうつくしさも一際。B-2「Shades Of Love」はサンタナの曲(デビュー・アルバムに收録)。オリジナルに忠實なカヴァーであります(ギターは無)。 ![]() ジャケット裏にはクレート・アロンソの書いたライナーノーツが載つてゐる。 ![]() レイベルは前作とおなじFania Internationalで、デザインもおなじ。マトリクスは、 A面: LP-393-A 8-6-70 RL(以上、手彫り) STERLING(活字) B面: LP-393-B 8-6-70 RL(以上、手彫り) STERLING(活字) 盤の重量は、約120グラム。 「RL」の刻印は著名なエンジニアであるボブ・ルードヴィヒのカッティングであることを示すもののはずである。この刻印のある盤は音がいいことで定評があるが、この盤も例外ではなく、すばらしい音であります。ラテンのレコードで「RL」に出會へるとは思つてをりませんでした。 ▲
by freeheel49
| 2008-08-06 14:41
| Roberto Roena
2008年 07月 19日
![]() Side A 1. Tu Loco Loco, Y Yo Tranquilo (C. Curet Alonso) 2. Sing A Simple Song (D.R.) 3. Consolación (Poden Powell) 4. Soñando Con Puerto Rico (B. Capo) 5. El Escapulario (D.R.) Side B 1. El Sordo (D.R.) 2. El Pato De La Bahía (D.R.) 3. El Barrio Sin Guapo (C. Curet Alonso) 4. Han Pasado Algunos Días (Miguel A. Amadeo) 5. Spinning Wheel (D. C. Thomas) Personnel Roberto Roena: Leader (Bongo) Elias Lopes: Trompeta Mario Alvares Cora: Trompeta Al Abreu: Sax Tenor Osvaldo "Cuchon" Nunez: Trombon Claudino "Lin" Torres: Bajo Frank "Gole" Fernandez: Timbales/Drums Celso Clemente: Conga Albert Garcia: Piano Piro Mantilla: Vocal Dino Gay: Vocal Frankie Calderon: Vocal Arrangements By: Bobby Valentin, Elias Lopes y Ray Santos Creative Musical Director: C. Curet Alonso Recording Director: Johnny Pacheco Produced By: Jerry Musucci Album Design: Izzy Sanabria 前作から三年をへて發表されたアポロ・サウンド名義の第一作。1969年リリース。 Megatonesからメンバーはかなりかはり、共通するのはエリアス・ロペス、リン・トーレス、それからMegatonesでは"Gole"としかクレジットされてゐなかつたフランク・フェルナンデス("Gole"とはこのひとのことだつたのね)。 アレンジは三人がクレジットされてゐるが、Megatonesのところに書いたエリアス・ロペスのインタヴューによると、"Consolación"がレイ・サントス、"El Sordo" と"El Barrio Sin Guapo"がボビー・バレンティン、ほかはすべてエリアス・ロペスださう。 A-1はCreative Musical DirectorとしてクレジットされてゐるC. クレート・アロンソの作。すばらしい曲である。A-4はボビー・カポの書いたうつくしいボレーロ。B-2はスペイン語のタイトルになつてゐるうへに作者不詳あつかひだけれど"The Dock Of The Bay"。英語で歌はれる。しかし、このスペイン語のタイトル"El Pato De La Bahía"は「入江の家鴨(あるいは鴨)」ではなからうか。謎だ。もしや、"Dock"を"Duck"と取り違へたのかな。B-5はB, S & Tのあの曲である。これも英語で歌はれる。 ![]() ジャケット裏には曲目、パースネルなどとC. クレート・アロンソのライナーノーツ(スペイン語と英語併記)。 ![]() レイベルは「FANIA INTERNATIONAL」のロゴ以外、Faniaと共通のものを使用。レコード番號もFaniaと通番が使はれてゐる(のちに別系統になる)。マトリクスは、 A面: LP 383 A SS LH(以上、手彫り) B面: LP 383 B SS(以上、手彫り) このほか兩面ともにほとんど消えかかつたAudioMatrixの活字刻印がある。盤の重量は、約150グラム。 ▲
by freeheel49
| 2008-07-19 16:28
| Roberto Roena
2008年 07月 18日
![]() Side A 1. Si Los Rumberos Me Llaman (H. Ariza) 2. La Rubia De Mi Puebro (R. Fabrega) 3. Se Pone Bueno (R. Angleero) 4. Que Se Funan (L. M. Grinan) 5. Maracaibo Oriental (J. A. Castaneda) Side S 1. Ahora Si Que Tengo Ganas (You're My Desire) (T. Tejera) 2. El Cantante Del Amor (M. Merceron) 3. Take Five (C. Parker) 4. Descarga Los Megatones (M. Raman) Roberto Roena :Conga Mario Ortiz: Trompeta Elias Lopez: Trompeta Jesus Caunedo: Sax-Tenor-Flute Tata Palau: Sax-Alto-Flute Pito Sepulveda: Trombon Mario Roman: Piano Enrique Aviles: Piano Lin Torres: Bajo "Gole": Timbales Daniel Vazquez: Bongo Sammy Ayala: Guiro Coro: Andres Montanez, Pedro Rodriguez y Sammy Ayala Recorded at: National Recotape Studios in Puerto Rico Produced by Pancho Cristal たぶん、ロベルト・ロエーナの最初のリーダー作(1966年)。1966年だとエル・グラン・コンボに在籍にしてゐたのではないかと思ふが、獨立して録音したのか、それともエル・グラン・コンボと併行して活動したのか不明(*)。 ロベルト・ロエーナは壓倒的にボンゴ奏者として著名なのだが、ここではコンガにクレジットされてゐる。 歌手(カンタンテ Cantante)はライナーにしか記載がないが、カミーロ・アスキータ(Camilo Azuquita)。さう、わたしの大好きな、あのアスキータである。A-2はアスキータ節がさえわたるボレーロ。B-2 'El Cantante De Amor'つまり「愛の歌手」とはアスキータのことではないか。 コロはエル・グラン・コンボの歌手、アンディ・モンターニェスとペジン・ロドリゲス。そして、コルティーホ時代の同僚、サミー・アジャーラ。 トランペットのエリアス・ロペスはこの後もながくロベルトと行動をともにする。もうひとりのトランペッター、マリオ・オルティスはロベルトのバンドにアレンジを提供することでかかはり續ける。 ティンバーレスの"Gole"は誰かの變名であらうが、誰なのか不明。 B-3 'Take Five'はあの'Take Five'である。なぜか(C.Parker)とクレジットされてゐる(下のレイベル寫眞參照)が、あきらかにまちがひ。ただしくはPaul Desmondであります。 ![]() ジャケット裏にはロベルト・ロエーナのポートレイト(二十六歳ころ)。それから、プロデューサーのパンチョ・クリスタルの手になるライナーノーツ(スペイン語と英語併記、ただし英語の方は非常にみじかい)。それから、曲目とパースネルなど。 ![]() レイベルはルイ・ラミレスの"Vibes Galore"とおなじデザインの青レイベル。上部に大書されてゐる「FERNANDO BRAMNIEL」といふのはかつての持主の名でありませう。マトリクスは、 A面: BPST2056 AB 8-66(以上、手彫り) B面: BPST-2057 AB 8-66(以上、手彫り) 兩面ともにほとんど消えかかつてゐて判讀しにくいが、たぶん「AudioMatrix」の活字刻印がある。B面の「AB 8-66」はレイベルのふちに半分隱れたやうな情態で、讀取りにくい。盤の重量は、約160グラム。 (*)追記: Descarga.comに掲載されてゐるエリアス・ロペスへのインタヴューによると、このレコーディングにエル・グラン・コンボのメンバーであるアンディ・モンターニェスとペジン・ロドリゲス(Andres Montanez, Pedro Rodriguez)を參加させたため、エル・グラン・コンボの契約レイベルであるGemaから提訴され、活動ができなくなつたとのこと。 ▲
by freeheel49
| 2008-07-18 18:26
| Roberto Roena
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